2023.05.19
シーリング工事① / シーリングの役割
先日雨漏りについてお話させていただきましたが、
今回は”シーリング”について詳しくご説明させていただきます🙋🏻♂️
シーリングは「密閉する」という意味で、資材の隙間や目地を埋めることを指します。
シーリング工事とは、外壁材の目地をシーリング材で塞ぎ、外壁の雨漏りを防ぐ
建物に延命のためにとても重要な工事のひとつです。
■■ 外壁シーリングの目的 ■■
①水の侵入を防ぐため
建物外壁に貼るタイルやサイディングなどの外壁材は、パネル同士に目地の隙間が生じます。
外壁目地にシーリング工事を施し、建物の隙間を埋めることで、
外壁材の内側に雨水が入りにくくなり、外壁の劣化を防ぎます。
②外壁の負担を軽減するため
外壁材は、温度の変化などで膨張や収縮を繰り返すなど様々な影響を受けますが、
シーリングのように柔らかい素材が外壁材のひび割れや損傷を防ぐ緩衝材のような役割を果たしています。
③大風や地震時の緩衝材
地震や風などの揺れで外壁自体にひび割れが発生しないように動きを緩衝させる役割をになっています。
外壁のコーキングは平均すると寿命が5年~10年と言われています。
シーリングの劣化原因は太陽光(紫外線)や雨、湿気、温度の変化などで、
シーリング材にひび割れや肉痩せ、剥離などが起こってきます。
■■ シーリングの劣化症状 ■■
シーリングが劣化すると、本来の機能を発揮できず、雨水が壁の内部へ侵入し、
雨漏りの原因や壁の内部の劣化、腐食などに進行していき建物の劣化も進んでしまいます。
シーリング材は経年劣化するものですので、劣化症状が現れ始めたら長らく放置するのはオススメできません。
シーリングに劣化が出てきているということは、年数的に外壁も塗装による補修の時期が近づいているということでもあります。
外壁の高い場所のシールング工事をするには足場を組む必要があるため、都度足場代がかからないように、
シーリングの補修は塗装と一緒のタイミングで行うのが、オススメです。
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