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2020.11.21

【ベランダ防水】ウレタン防水とFRP防水の違い

ベランダの床は、日常的に雨風や紫外線にさらされている場所のひとつです。

ベランダやバルコニーの床も外壁と同様、紫外線や雨の影響を受けて劣化していきます。

そのため、定期的なメンテナンスや補修、防水工事が必要になります。

 

戸建て住宅のベランダ防水工事は主に『ウレタン防水』と『FRP防水』で行われています。

最適なメンテナンス方法が分かるように、ベランダ防水の種類についてご紹介します(^^)/

 

■□■ウレタン防水■□■

ウレタン防水はウレタン樹脂塗料によりゴム状の防水膜を作る防水方法です。

柔らかい皮膜を形成するウレタンを複数回塗ることによって防水層を形成し、雨の浸入を防ぎます。

液状なので複雑な形状をした場所でも、継ぎ目のない防水膜を形成することができます!

 

 

【メリット】

・FRP防水に比べ、コストが安い。

・防水層が軽量なので、建築物にかかる負担が少ない。

・液体なので複雑な形状場所でも使用可能。

・継ぎ目のない均一な仕上がり。

 

【デメリット】

・各工程で乾燥期間が必要なため、工期が長めになる。

・他の施工方法に比べ耐久性が弱い

・紫外線に弱いので定期的にトップコートをする必要がある。

 

 

■□■FRP防水■□■

FRPとは繊維強化プラスチック(Fiber Reinforceed Plastics)の略称で、ガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックという意味です。

耐水性や加工性に優れていることから、自動車のバンパーやヘルメット、浴槽などにも使用されている素材です。

身近なものだと車のボンネットや浴槽などにも使われています。

 

 

【メリット】

・強度、軽さ、耐候性、耐久性に優れている。

・均一な厚みで施工が可能。

・硬化が早く速乾性なので工期が短くて済む。

 

【デメリット】

・コストが高い。

・樹脂が落ち着くまでの間、臭いが充満することがある。

・伸び縮みしにくい為、下地の動きに追従できずひび割れがしやすい。

 

 

どちらも紫外線で劣化してしまうため、防水層の上にトップコーとを塗布する必要があります。

トップコートは約5年ごとに塗り替えると防水機能を維持することができます!!

 

ベランダ・バルコニーのリフォームをご検討の際は、防水工事が得意なリプロにお任せください(^^)/

 

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